地震後めまい症候群 について
このたびの熊本地方を震源とする地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
大きな地震や、その後も続く余震を経験すると、「まだ揺れているように感じる」「ふわふわする」といった感覚がしばらく続くことがあります。
日本は地震が多い国であり、地震後のめまいに関する調査もこれまでに行われています。2011年の東日本大震災後の調査では、地震後に「あたかも地震が続いているかのような揺れ」を自覚した人は87.5%にのぼり、このような症状は地震後めまい症候群と呼ばれています¹)²)。
その特徴として、
• 回転するようなめまいではなく、身体が揺れるような感覚である
• 1回あたりの持続時間は比較的短い
• 屋内で感じることが多い
• 女性に多く、小学生および50歳未満の成人に比較的多い
ことが報告されています。
地震後にめまいが続く場合や、日常生活に支障を感じる場合には、当会が認定している
めまい相談医 を受診されることをお勧めします。
参考文献
1)野村泰之,戸井輝夫.地震後めまい症候群.Equilibrium Research. 2014;73(3):167–173.
2)一社)日本めまい平衡医学会ホームページ内
https://www.memai.jp/news/ 地震後めまい症候群:大地震のあと、実際には揺れていないのにめまいでゆれていませんか。対処ポイントは/