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20171129理事会、代議員総会

一般社団法人 日本めまい平衡医学会理事会議事録

平成29年11月29日(水)12時30分~14時(於 軽井沢プリンスホテル・ウエスト 白樺)

出席者:鈴木 衞(理事長)飯田政弘,池園哲郎,伊藤彰紀,宇佐美真一,肥塚 泉,將積日出夫,
武田憲昭,土井勝美,内藤 泰,室伏利久,山下裕司,山岨達也(各理事)
深谷 卓,山本昌彦(各監事)
高橋正紘,古屋信彦,渡辺行雄(各顧問)
扇田秀章,小川恭生(各幹事)

欠席者:竹森節子,二木 隆(各顧問)

*議長である鈴木 衞理事長より,理事13名監事2名が出席しているので会は成立するとの報告の上,開
会した。
*第76回宇佐美真一会長より挨拶があった。

協議事項

1.理事会議事録案(平成29年10月5日)について,これを承認した。

2.参与について,小林 謙,重野浩一郎,羽柴基之,横田淳一各会員の4名を推薦することとした。法
人定款施行細則上,本人の承諾を得た会員に理事長が委嘱する予定である。

3.平成30,31年度顧問について,高橋正紘,古屋信彦,渡辺行雄各会員(以上,再任)と加我君孝,喜
多村 健,鈴木 衞各会員(以上,新任)を代議員総会へ推薦することとした。なお竹森節子,二木
隆各顧問は退任する。

4.名誉会員について,新たに竹森節子,二木 隆各会員を代議員総会へ推薦することとした。また先日
逝去された鈴木淳一名誉会員の追悼文を会誌へ掲載することとした。

報告事項

1.学会会員の異動について,庶務(宇佐美理事)より報告があった。

2.事業及び会計監査(平成29年10月5日開催)について,深谷監事より適正であった事が報告された。

3.専門会員資格審査委員会(宇佐美理事)より,今回は4名の申請があった事とその審査内容の報告が
あった。結果,新藤 晋会員(埼玉医科大学)と永井賀子会員(厚生中央病院)を合格とし,代議員
総会へ推薦することとした。

4.めまい相談医制度運営委員会(土井理事)より,今年度は64名より申請があった事とその審査の報告
があった。結果,64名全員をめまい相談医として代議員総会へ推薦することとした。

5.学会のあり方委員会(内藤理事)より,急性めまいフローチャートについて,めまいを専門としない
一般の医師を使用対象として学会ホームページへ掲載する旨報告された。内容については必要に応じ
て改訂していく。今後,めまいの予防,診断治療,リハビリ等に関わる耳鼻咽喉科以外の診療科や医
療従事者,業種との連携を含めた学会のあり方について議論していく事が報告された。

6.編集委員会(伊藤理事)より,近年の投稿数は,年間25本前後であることが報告された。なお投稿が
あった論文は,査読等を経て,約8か月から1年後に発行される巻号に掲載されている事が報告され
た。

7.渉外広報委員会(肥塚理事)より,平衡機能検査やリハビリテーション画像,眼振動画の公開を含む
学会ホームページの管理方法について検討していく事が報告された。

8.医師講習会(学術委員会担当)・平衡機能検査技術講習会(広報委員会担当)・セミナー委員会(山岨
理事)より来年の各開催会告が提示され,説明と協力依頼があった。

9.診断基準化委員会(武田理事)より,診断基準の改訂が進行中である事が報告された。また眼振動画
の虹彩紋理の処理について今後検討する事になった。

10.国際学術委員会(池園理事)より,前年度は IFOS へ参加し,会誌へ報告書を掲載した事が報告され
た。今後は,海外の診断基準と国内の診断基準の整合性や海外のめまい診療の状況について情報収集
していく事が報告された。また,学会の各委員会間の交流について提案があった。

11.用語委員会(山下理事)より,日耳鼻学会用語集や用語解説集に掲載されているめまい・平衡医学関
係の用語について,比較検討中である事が報告された。

12.医療保険委員会(將積理事)より,新規保険項目5種について順位付けをし,要望及び申請を継続し
ていく事が報告された。

13.疫学委員会(將積理事)より,診断基準化委員会と合同でメニエール病や DEH に関するアンケート
を実施する予定である事が報告された。

14.『「イラスト」めまいの検査』改訂委員会より,改訂3版の発行に向けての進捗状況が報告された。発
行は来年夏以降を予定している。

15.めまいリハビリテーション動画作成ワーキンググループ(肥塚理事)より,数か所の医療機関より動
画を収集した事が報告された。

16.渡辺選挙管理委員長より平成30,31年度役員選挙立候補者名と,代議員総会で信任投票を行う事が報
告された。

17.第77回(2018年)学会長の山下裕司会長(山口大学)より,開催日を2018年11月28日から11月30日と
し,会場をホテルニュータナカ,ホテルかめ福とする等の予定が報告された。

18.第78回(2019年)学会長の將積日出夫会員(富山大学)より,開催日と会場の予定が報告された。

19.第79回(2020年)学会長に,室伏利久会員(帝京大学)を代議員総会へ推薦する事が確認された。

20.日耳鼻学会関連する学会会議について議事録が提示され,出席した土井理事より説明があった。

21.バラニー学会担当の伊藤壽一会員の代理として武田理事より,入会についての説明と日本のバラニー
学会会員を把握するための協力依頼があった。

22.古屋顧問より会員総会のあり方について検討してはどうかとの提言があった。

23.古屋顧問より学会創立60周年記念行事について検討してはどうかとの提言があった。

以上
議長・理事長 鈴木 衞

第76回一般社団法人日本めまい平衡医学会代議員総会議事録

日 時:平成29年11月29日(水)14時15分~ 場 所:軽井沢プリンスホテル・ウエスト 長野

代議員総数72名,出席代議員数(委任状による者を含む)64名
出席理事:鈴木 衞(理事長・議長),飯田政弘,池園哲郎,伊藤彰紀,宇佐美真一,肥塚 泉,
將積日出夫,武田憲昭,土井勝美,内藤 泰,室伏利久,山岨達也,山下裕司 13名
出席監事:深谷 卓,山本昌彦 2名

以上のとおり代議員と役員の出席があったので,定款の規定により,理事長・鈴木 衞が議長として,
本代議員総会は適法に成立した旨開会を宣し,議事録署名人として代議員より青木光広会員,稲垣太郎会
員を指名,承認し議事に入った。

1.宇佐美真一学術講演会会長より挨拶があった。

2.平成29年度 事業報告に関する件(平成29年度:平成28年9月1日~平成29年8月31日)
以上に関し,別紙の一覧の通り宇佐美理事より提示,報告された。

3.平成29年度 貸借対照表及び正味財産増減計算書に関し,承認を求める件
以上に関し,理事長及び飯田経理担当理事より書類の提出と説明があり,深谷監事により平成29年10
月5日に行われた監査内容が報告され,満場異議無く承認された。

4.平成30年度 事業計画報告(平成30年度:平成29年9月1日~平成30年8月31日)
以上に関し,別紙の一覧の通り宇佐美理事より提示,報告された。

5.平成30年度 収支予算書報告
以上に関し,平成30年度収支予算書及びその内訳が提示され,飯田理事より報告された。

6.委員会報告及び承認
1)専門会員資格審査委員会より(宇佐美理事・肥塚理事・山岨理事)
専門会員資格審査委員会による審査を経て,理事会から新藤 晋,永井賀子各会員が新専門会員と
して推薦され,承認された。
2)めまい相談医制度運営委員会より(土井理事・室伏理事)
運営委員会による審査を経て,理事会から今年度64名の会員がめまい相談医に推薦され,承認され
た。
3)学会のあり方委員会より(室伏理事・内藤理事・宇佐美理事)
急性めまいフローチャートについて,めまいを専門としない一般の医師を使用対象として学会ホー
ムページへ掲載し,公表する旨報告された。
4)ER 誌編集委員会より(伊藤理事・山下理事)
近年の投稿数は,年間25本前後である事が報告された。なお投稿があった論文は,査読等を経て,
約8か月後から1年後に発行される巻号に掲載されている事が報告された。
5)渉外広報委員会より(肥塚理事・山岨理事)
今後予定されている動画の公開を含む学会ホームページの管理方法について検討していく事が報告
された。
6)セミナー委員会より(宇佐美理事・肥塚理事・山岨理事)
平成30年夏期セミナーの日程(2018年7月28日)とプログラム予定が報告された。
7)診断基準化委員会より(武田理事兼委員長・池園理事・伊藤理事)
診断基準の改訂が進行中である事が報告された。また眼振動画の作成を開始した旨報告された。
8)国際学術委員会より(池園理事・内藤理事)
前年度は IFOS へ参加し,会誌へ報告書を掲載した事が報告された。今後は,海外の診断基準と国
内の診断基準の整合性や海外のめまい診療の状況について情報収集していく事が報告された。
9)用語委員会より(山下理事)
日耳鼻学会用語集や用語解説集に掲載されているめまい・平衡医学関係の用語について,比較検討中である事が報告された。
10)医療保険委員会より(飯田理事・將積理事)
検査機器の規格や保険改訂要望項目についての要望を継続して行う事が報告された。
11)疫学委員会(將積理事)
診断基準化委員会と合同でアンケートを実施する予定である事が報告された。
12)『「イラスト」めまいの検査』改訂委員会(伊藤理事兼委員長,將積理事,山岨理事)
改訂3版の発行に向けての進捗状況が報告された。発行は来年夏以降を予定している。

7.学会賞発表
学会賞選考委員会より推薦され理事会にて選考した結果,許斐氏元会員(国際医療福祉大学東京ボイ
スセンター)の「膜迷路障害動物モデルにおける前庭各器官の変化と可塑性について」と永井賀子会員
(厚生中央病院)の「顔面神経麻痺症例の oVEMP の検討」が選出された旨の報告があった。

8.平成30,31年度役員選出に関する件
渡辺選挙管理委員長より,定款13条にある通り,役員の任期満了により役員改選を行う事,立候補者
は以下の理事13名,監事2名で立候補者数と被選出者数が同一である事,さらに選出は信任投票による
事について説明があった。その結果,出席代議員の過半数以上が信任し,以下の新役員が選出された。
理事:池園哲郎,宇佐美真一,肥塚 泉,將積日出夫,武田憲昭,土井勝美,室伏利久,山下裕司,
山岨達也(以上,再選),北原 糺,鈴木光也,堤 剛,堀井 新(以上,新任)
監事:深谷 卓,山本昌彦(以上,再選)
なお被選任者は,席上その就任を承諾した。また理事長は,定款14条にある通り,理事による互選と
することが説明された。
また平成30,31年度役員の任期は,定款13条により(代議員総会期:平成29年11月29日~平成29年12
月1日)平成29年12月2日を開始日とする。

9.新理事長挨拶
平成30,31年度理事の互選によって武田憲昭理事が新理事長(代表理事)として選出され,被選任者
はその席上で就任を承諾した旨,報告と挨拶があった。

10.平成30,31年度顧問に関し,承認を求める件
高橋正紘,古屋信彦,渡辺行雄各会員(以上,再任)と加我君孝,喜多村 健,鈴木 衞各会員(以
上,新任)が理事会より推薦され,承認された。なお竹森節子,二木 隆各顧問は現期をもって退任す
る。

11.名誉会員については,新たに竹森節子,二木 隆各会員が理事会より推薦され,承認された。

12.第77回(2018年)総会・学術講演会に関する件
次期会長である山口大学・山下裕司会員より,平成30年11月28日~30日に山口市(ホテルニュータナ
カ,ホテルかめ福)での開催に向けて準備を進めているとの報告があった。

13.第78回(2019年)総会・学術講演会に関する件
富山大学・將積日出夫会員より10月下旬に開催する旨,報告された。

14.第79回(2020年)総会・学術講演会会長に関し承認を求める件
帝京大学・室伏利久会員を理事会より推薦し,承認された。

 

議長は,以上の議事終了を述べ,15時35分に閉会した。
以上の決議を明確にするため,この議事録を作成し,議長及び議事録署名人2名がこれに記名押印する。

平成29年11月29日

第76回一般社団法人日本めまい平衡医学会代議員総会
議長・代表理事 鈴木 衞 印
議事録署名人 青木光広 印
議事録署名人 稲垣太郎 印

一般社団法人
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